今年春に伐採された杉・桧の針葉樹を建築材として有効に使っていくため雪をかぶる前に10月の日曜日を利用して山から運び出しました。

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ご先祖さまが植えてくれた材を無駄にせず生かせる。。。10年前、建築の世界ではとても贅沢で夢のようなことでした。今、そのことに価値や意味を感じ始め制度も整ってきています。現実に地元の木で家が建てられるんですよ。

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地元の製材業者に協力を得て3日間でトラック7・8台分約150本の材が運び出されました。


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林道が整備されたため山の材も運べ、子供達にも見せてあげることが出来ました。大人にとってはしーんと静まり返って神秘的な世界ですが、子供達には冒険心をそそられる場所のようでした。この二人は、林道を歩いている途中に猪の親子3匹に遭遇し息を呑んだそうです。目をキラキラ興奮して話してくれました。貴重な経験です。

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西の空に太陽が沈み始めたころ、製材所の敷地に積み上げられていきました。
この材をさばく製材所の社長さんの姿かっこよかったです。その道何十年の仕事振りに感動です。働く男の姿は美しいです山
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残念ながら木を伐採されるところを見ることは出来ませんでした。
これから、山の手入れ・木の伐採・植林を地域のみなさんと一緒に体験していけたら・・・と思っています。そのためにはもっともっと勉強していきますね。お楽しみにです朝日
また、この材を使って木工教室は行います。使えるようになるの一年後の予定です。